W211の良くある故障例

約2分


メルセデス・ベンツ Eクラス (W211)
2002年6月~2010年2月
平成14年6月~平成22年2月

V6&V8エンジンのタペットオイル漏れ。


V6&V8エンジンはフロントメクラカバーや、オイルフィルターケース回り、タペットパッキンからのオイル漏れが非常に多いです。工賃が安く済みますのでできればスパークプラグの交換をお勧めします。

エンジンマウント、ATマウント。


特にエンジンのかけ始めの車体のゆれが大きくなってきます。
ATマウントと同時交換をお勧めします。

足回り異音。


プルリンクアーム、スプリングリンクアーム、ボールジョイント、スタビロッドなどの
劣化によりコキコキとか、コトコトなどの音が出てきます。
出来るだけ左右フルセットでの交換をお勧めします。

V8エンジンのATクーラーからAT内部への水の混入。


V8エンジンのラジエター製造メーカーがバレオと言うメーカーなのですが、
ラジエターとATクーラーを兼用しており、ATクーラーよりAT本体へ水が入ると言うケースが
非常に多いです。
水が混入すると変速異常、スベリ、ショックなどの症状が出て、ディーラーさんでは
ATをASSY交換、ラジエター交換など120万円以上コースとなります。
ATの状態などによりますが、オーバーホール&ラジエター交換で修理可能です。

ステアリングの異音。


ハンドルを切るとキュッ、キュッなどの音が出る事が有ります。
それもかなり頻繁に!
これはステアリングギアBOX(ステアリングラック)のシール類などのこすれに
よるものが多く、オーバーホールやASSY交換となりますが、
音が出るだけで使用にあたり、そんな重大なケースは見たことが無いので
問題ないと思いますが、絶対ではないのでご心配であれば、ご相談下さい。

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